『バイトテロ』の深層心理・・・ゆがんだ承認欲求は永遠に満たされない

『主体的人材を育成する 元保健室の先生』働く意識向上LABO所長の、桑原朱美です。

このブログでは、主体的人材育成の視点から、様々なメッセージをお伝えしています。

 

 

 

今日のテーマは、

「ゆがんだ承認欲求は永遠に満たされない」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

「バイトテロ」の深層心理


このところ、世間をにぎわしている

『バイトテロ』

大手の外食産業を中心に

悪ふざけの動画をアップしています。

その結果

大きな代償を背負わされてしまった

ということが後を絶ちませんね。

それをしたらどうなるかという思考より

面白いとか

目立つとか

注目される

ということが先に立ってしまうのでしょうか?

危険予知力の欠如とか

体験不足とか

思考力の欠如とか

いろいろな視点はあるとは思います。

桑原は

これは「ゆがんだ承認欲求」ではないかと

感じています。

 

承認とニューロロジカルレベル


そこで、今日は

「承認」ということについて

書いてみたいと思います。

桑原は、講演や研修、講座で

NLPの概念『ニューロロジカルレベル』

を用いて

「人は何を認めてもらえると一番うれしいのか」

というお話をします。

ほめるではなく「承認」です。

評価ではなく「承認」です。

ニューロロジカルレベルとは

人間の意識の5つのレベルを示したもの。

 1.環境レベル(自分そのものではなく周りにあるもの・持ち物・資格・学歴)

 2.行動レベル(自分がする何かの行動)

 3.能力レベル(自分が持っているできること)

 4.価値観レベル(自分が信じている考え方)

 5.人格レベル(自分は~であるというアイデンティティ)

 この5つのレベルのうち、価値観と人格が

 承認されているかどうか、

 否定されていないかどうかが

 その人の生き方や自己イメージ

 意欲、能力発揮に大きな影響を与えます。

 桑原の講座や研修では、

 この概念に基づいた具体的なことばがけや

 存在承認の方法をお伝えしています。

 
 一番大切な部分が承認されていない人の思考


  
 上位レベル(価値観・人格)での承認が不足している人は

 それ以下のレベルで

 必死に周りに代用品で認めてもらうようになります。

 

 <能力レベルの承認>

 「何かの能力に固執する。その能力を発揮している自分こそがすばらしい」

 というレベルで自分の価値を他に認めさせようとする

 

 <行動レベルの承認>

 「みんなから賞賛される、何か特定の行動をやることで自分を認めてほしい」と

 いうレベルで自分の価値を他に認めさせようとする

 

 <環境レベルの承認>

 ブランド品で身を固める、資格や肩書や学歴にこだわる。

 家柄、地位、立場、持ち物=自分

 というレベルで自分の価値を他に認めさせようとする

 

 

 しかし、代用品での承認(多くは評価になっている)では

 決して満足することはありません。

 これを近年起きている若者の行動傾向と

 照らし合わせてみると・・・

 動画サイトへの過激な投稿で注目される

 =注目されて自分の価値が上がった

 LINEの投稿に既読したらすぐに反応があるかどうか

 =相手が自分を受け容れてくれている

 SNSでたくさんの「いいね」をもらう

 =自分が注目され、価値がある

 
 必要以上に人の世話を焼いて感謝されたい

 =私は、人間として価値がある

 ということになるのでしょう。

 

 

 他に求めても永遠に満たされない


 共通するのは、「他に求めている」という点。

つまり『他人軸』

 何かすごいことをしなければ

 特別な自分でなければ

 誰からも認めてもらえないという恐怖との隣合わせ。

 生きづらさの前提が

 そこにあるように感じてなりません。

 
 

 本当にほしいものからのすり替えが

 実は、生きづらさの大きな原因なのだということを

 若い世代に伝えていく必要があるように感じています。

 

しかし、

これは、若者だけの問題ではなく

大人世代にも同じことが言えます。

 本当に輝くものは

 自分の中にあるということを

 まずは自分自身がその生き方で

 見せていく必要があると感じています。

あなたは、自分の価値は何だと考えますか?

れかから評価される部分だけを

 死守しようとしている限り

 永遠に満たされない生き方を続けることになります。
 
 

 それでは今日も素敵な1日を!