挨拶したのに、返してもらえなかったら?・・・怒る? 落ち込む? それとも?

『主体的人材を育成する 元保健室の先生』働く意識向上LABO所長の、桑原朱美です。

このブログでは、主体的人材育成の視点から、様々なメッセージをお伝えしています。

 

今日のテーマは、「挨拶したのに、返してもらえなかったら?」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

苦手な人に意識を向け続けると他人軸になる


 

職場の中には、苦手な人っていますよね。

なんだか、つんけんしてるというか。

話しかけると攻撃仕掛けてくるとか

なぜか自分にだけ冷たく感じるとか・・・

 

そういう人に意識を向けすぎると、

自分軸があっという間に他人軸になります。

 

 

こんな場面であなたはどうなる?


 

さぁ、その苦手な人があちらからやってきます。

それでも、職場の同僚(あるいは上司)だから・・・と

多くの方は、大人として

「おはようございます」と、挨拶をするでしょう。

しかし、その人は、挨拶を返してくれません。

 

『ムカッ』としますか?

『えー、ショック!』となりますか?

 

いずれにしても

心の中では、『挨拶くらい返してよ!失礼ね!』

って思うのではないでしょうか?

あたりまえの感情ですね。

 

必要なのはポジティブ思考ではない!


 

こんな場面でも、ポジティブに行きましょう!・・・なんて

ポジティブ信仰を押し付けようというのでは

ありません。

 

もちろん、それもあってよいと思うのですが、

ただ、そのやり方は、「無理ポジ」かも。

「無理ポジ」は、いつか爆発するんですよ。

 

もし、同じようなシチュエーションで、

マイナス感情すら起きないようにできるとしたら?

 

ちょっと知りたいですよね。

 

そのまえに・・・

どうして、あいさつを返してくれないことに

『ムッ』として、マイナス感情がおきるのかということを

かんがえてみましょう。

とても簡単なことです。

「あいさつを返してもらう」ことを、無意識に求めて

あいさつをしているからです。

そもそも、あいさつはなぜするの?




「自分が相手にあいさつをしたいから。」です。

そして、それに対して相手が挨拶をしようがしまいが

それは相手の問題だからです。

「私がしたいからする」

「私が、する」

これが、主体性、自分軸の本質です。

単なる積極性とは異なります。

 

「私がこう言ったら(こうしたら)、

相手はきっとこう反応してくれるだろう(返すべき!)」

 

という、勝手な期待が

そうでない結果になった時、

人間のマイナス感情を引っ張り出すのです。

これが「相手に求めるコミュニケーション」

無意識にやっているこの思考パターンが

自分を苦しめているだけなのです。

 

しかも、そのストライクゾーンが小さければ小さいほど

その反動としての感情は大きくなります。

 

まさに、レジリエンス(心のしなやかさ)にかかわってきますね。

 

LINEで起きている『既読スルー』も同じ原理です。

「3分以内に返事が戻る」ことを期待するから

悲しくなったり、苦しくなったりするのです。

 

受講生が驚く「あいさつスルー」検証ワーク


 

弊社の研修では

主体性とは何かを体験するために「あいさつスルー」の検証ワークを

取り入れています。

自分が挨拶をすると決めると

相手の反応がどうであれ、全く感情が動きません。

「こんなに簡単に、自分を保つことができるのか」

と受講生の方々は驚かれます。

(具体的なワークと状態を管理する方法の詳細は省きます)

 

「私(自分)」がどうしたいのかを決めて

人とのかかわりをすると

どんな時でも自分軸をゆさぶられることは

ありません。

 

私が10年来お世話になっている師匠から

いた名言があります。

「求めると失う!」

 

主体的に生きるということは、

レジリエンスそのものにほかなりません。