従業員の”考える力”を低下させる「もんだ思考」にご注意!

 

こんにちは!

 

主体的人材を育成する 元保健室の先生

働く意識向上LABO 所長 桑原朱美です。

 

このブログでは、主体的人材育成の視点から

様々なメッセージをお伝えしますね。

 

 

自動車王フォードと「もんだ思考」


 

今回のお題は「もんだ思考」です。

 

「もんだ思考」って、聞いたことあります?

桑原の造語で、研修でよくお伝えしていることばです。

 

簡単に言うと

「これは、こうするもんだ」

「これは、こういうもんだ」

という思考停止のことばを言います。

 

わかりやすい事例として、自動車王 フォードのお話をしますね。

 

さて、

自動車が開発される以前の乗り物といえば「馬車」でした。

 

馬車の発明によって、徒歩に比べて時間も労力も効率化し

さらに遠方に行けるようになりました。

 

しかし、人間は、さらに願います。

 

「もっと早く走る馬車で時間を短縮したい」

「もっと遠くへ、短時間で到着したい」

 

この新たな課題に対して、多くの人がおちいるのは

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「移動手段とは馬車でするもんだ」

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という前提の上での思考にはまってしまうこと。

 

これが「もんだ思考」です。

 

 

常識を疑え!


 

このもんだ思考のままで、課題解決をしようとすると

 

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「もっと速く走る馬を手に入れるにはどうするか」

「馬車をもっと速く走らせるにはどうするか」

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という「馬車」というこれまでの常識に縛られたままで

この問題を解決しようとします。

 

つまり、多くの人が

「移動手段は、馬車でするもんだ」

 

という『もんだ思考』にとらわれ、

そこから離れることができなかったのです。

 

しかし、フォードは、

 

「馬より速くて、疲れを知らない、もっと便利な何かがあるはずだ」

 

と、常識を疑うことから始め、

自動車の開発に至ったといわれています。

 

私たちが日常の課題に取り組むときも

この視点は必要だと思います。

 

 

対人支援にも「もんだ思考」が起きていた


 

私が養護教諭時代に

「悩みの対応は、カウンセリングでやるもんだ」

という固定観念で子どもたちの問題に対応してようとして

結局、子どもたちの行動変容につながらなかったように。

 

しかし、自分の未熟さもあり

話を聴けば聴くほど、

自分の妄想ストーリーに入ってしまう生徒を見て

強烈な「違和感」を持ち、

このことが

「もんだ思考」を手放す第1歩になりました。

 

「カウンセリングもとても大切!でも、もっと他の何かがあるはずだ」

私は、偶然出会ったNLPにその答えを見つけ、

これまで、だれも考えもしなかった

保健室でカウンセリングとコーチングという2つの手法を

どっちを使う?ではなく

視点を一つ上げて、区別なく使うというチャレンジをはじめました。

 

みなさんが、お仕事をされる毎日の中にも

たくさんの「問題」「課題」がありますね。

 

問題解決しようとする時、人間は視野が狭くなり

「当たり前」や「常識」とされているところから

なかなか意識を切り離すことができません。

 

アインシュタインの有名なことばがあります。

「いかなる問題も、それをつくりだした同じ意識によって解決することはできない」

 

必要なのは、問題そのものばかり見るのではなく

「盲点になっている課題を発見すること」

なのかもしれません。

みなさんは、今、どんな課題、問題に取り組んでいますか?

 

意外と盲点になっている「もんだ」があるのかもしれません。